イザーク何歳なの!?!?!
ということでイザ誕について語りたいのは山々ですが、PCのある部屋がクーラーなしで暑過ぎるのでそろそろ退却せねばなりません。
熱過ぎる!!!!
あと今日更新した分のアスラン視点をちょこっと。
アスランVERとかあったほうがいいんかなとか思うけどもう暑くてそれどころじゃない…
暑いのだめなの…
――――――
『優しさなんかただの弱さだ』
『知らなかったのか?俺は強いよ』
ドクターが来る前に医務室を去るというイザークの後姿を見ながらアスランの頭には先程の遣り取りが浮かぶ。
イザークがいなくなり、ドアが閉まったあともぼんやりそちらを眺めながらアスランは呟いた。
「そして君は弱い」
俺の言葉を聞かなかったことにした。
「優しさが弱さというのなら」
殺して。
数時間前に口にした言葉についてイザークが言及してくれば、自分は誤魔化せなかった。
アスランは数時間前の自分を思い出し視線を落とす。
いくら心が弱っていたかといってイザークにあそこまで喋ってしまったのは完全なる失態…迂闊だった。
(気を引き締めなければ)
自分の所為でニコルが死んだ。そして自分はキラを殺した。
でもだからといってここで自らの苦しみを吐露することはできない。
気を抜けば折れそうな心を律する。
(誰もいなくなるのは、もういやだ…)
ストライクのパイロットと親友だった、キラの命とザフトを天秤にかけた、キラを殺したことが辛い―――…本当の事を言ってしまえば今度こそ呆れられて見限られる。
きっと今までの仲の悪い関係すらなくなる。
(なら理解なんて求めない)
一生自らの胸だけに仕舞い、この罪を抱え込む覚悟を今決めるんだ。
誰にも援けは求めない。
『何か言いたいことがあるんじゃないか?』
何も言える筈がない。
口を開けば助けを求めてしまいそうで慌てて口を閉じた。
話せばイザークには理解してもらえるんじゃないかと少しでも期待してしまう自分が浅ましい。
母の敵討ちをするためにザフトを借りて戦い、更には純粋にプラントの為に戦っていたニコルを死なせ、親友だったキラまで殺した自分が醜くて吐き気がする。
そんな自分の世界の中で正論を地でいく君だけが理想と現実の差を埋めてくれてる気がする。
(だからせめて)
見捨てられないように強がって振舞うだけ。